あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長く生きることができる。
(出エジプト記 20章12節)
<今週の奨励>
「与えられた契約」(肥田信長宗教主任)
法律や校則はなぜあるのでしょうか? 自分で賛成して一緒に決めたわけでもないし、勝手に誰かが作ったんだと思うかもしれません。確かに自分自身が決めたことではないことでも、守らなければならないこともあるのではないでしょうか。
旧約聖書の出エジプト記20章には、十戒について書かれています。十戒とは、神さまが人のために10か条にわたって与えられた契約です。イスラエル民族は、エジプトで奴隷としての生活をさせられていました。その苦しみから解放されて、自由を得た時に、自らの責任を果たせるようになるためには掟が必要になったのです。神さまから与えられた掟は、自由を制限するものではなく、個人の自由を守るためのものだったです。
今月の北海道新聞に、"友達親子"についての記事が書かれていました。いつも仲良しで、まるで同年代のような関係の親子。それが友達親子だそうです。その記事の最後は、「親しい仲でも礼儀大切」と締めくくっていました。十戒が与えられた時代と今の社会は少し考え方が違っているのかもしれません。それであっても今私たちが生きる時代にも通用する教えが聖書の中に書かれているのです。
お祈りの最初に「天の父なる神さま」と呼びかけて祈ることがあるかと思います。父親や母親と神さまは違う存在です。しかし、私たちは両親の存在がなければ、この世に存在できなかったのです。自分の立場はどのような状況かを謙虚に受け止めて、与えられた契約の中を歩んでいきたいものです。





















