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2009.06.15

学校礼拝(第10回)

<今週の聖句>
ザアカイ、急いで降りて来なさい。
 (ルカによる福音書 19章5節)

 

<今週の奨励>
「おりておいで」(藤井創先生=酪農学園大学)

 

徴税人ザアカイは、人々から"罪人"と呼ばれる社会の落ちこぼれでした。だれも彼を友人と認めませんでした。ある日、その町にイエス様がやって来て、木の上にいたザアカイに「おりておいで」と言われました。この一言が彼の人生を変えました。「だめじゃないか。正しい人間になってここまで上がってこい」と"上への招き"を聞かされ続けてきたザアカイにとって、それは生まれて初めて聞いた"下への招き"のことばだったのです。
バスケットボールのスーパースター、マイケル・ジョーダンがこんな話をしています。「小さい時、バスケットが下手で、友達からもけなされ、しょんぼりしていると、父が特大のバスケットボールのリングを作ってきて、僕の前に大きく広げ、僕のシュートがはずれそうになっても、リングを動かして受けとめてくれ、『うまいぞ、その調子だ』と励ましてくれたんだ。気がついたら、僕はバスケットが楽しくてたまらなくなっていた。これが、今僕がバスケットの神様と言われるようになった秘密なんだ」。マイケルとお父さんの関係は、ザアカイとイエス様の関係をわかりやすく説明してくれています。「おりておいで」と言われたザアカイは「財産の半分を貧しい人に施します」と約束し、のびのびとした生活へと立ち上がっていきました。

どんな自分でも、どこにシュートをはずしても、徹底して下から受けとめてくれる、その大きな胸に抱きとめられる時に、人はそこから本当に一生懸命に生きはじめるのです。

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