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2009.10.02

学校礼拝~前期終業礼拝~(第23回)

<今週の聖句>

あなたがたは知らないのですか。競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。あなたがたも賞を得るように走りなさい。

( コリントの信徒への手紙一 9章24節 )

 

<今週の奨励>

「到達点を知る」(榮忍学校長)

 

  コリントは、古代オリンピック発祥の地ギリシャの都市です。当時の人たちも、競技を楽しんでいた様子が伺える聖書の箇所です。ところで、「平等」が強調されるようになった現代では、運動会が様変わりしたと聞いたことがあります。優劣を付けない、勝敗をはっきりとさせない競技形態が増えていると聞きましたが、実体はどうなのでしょう。

 自らの力が、どの程度のものかを知る機会は大切です。変にうぬぼれたり、必要以上に卑屈になったりすることがあるからです。正しく力量を量ることができて初めて、補うべきことも分かるものです。

 わたしたちの力は、生まれてきたその時には全くの未知数です。人間は「生理的に早産」なのです。脳の容量の増加によって、母胎で十分発育するのを待てなくなったのだということです。立つ力もなく、養育者の手にすべてを委ねて育ちます。受け止めてくれる手がなければ、生き得ないのが人間の赤ん坊です。しかし、一つ一つ学習を重ねて成長していくのです。

 それでも、人間の脳の使用度合いはそれほど多くはないと言われます。皆さんがそれぞれに自らの力を探求し、真摯にそれを伸ばそうとするのであれば、必ず道は開かれます。そのために、正しい目標と、その目標に至る正しい行程を辿れているかを確認することが大切なのです。区切りのこの時に、自分の到達している地点を確認しましょう。

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