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2009.10.05

学校礼拝(第24回)

<今週の聖句>

はっきり言っておく。あなたがたは泣いて悲嘆に暮れるが、世は喜ぶ。あなたがたは悲しむが、その悲しみは喜びに変わる。

( ヨハネによる福音書 16章20節 )

 

<今週の奨励>

「変わらぬ喜びを得る」(榮忍学校長)

 

  ヨハネによる福音書は、他の3つの福音書とは趣が異なり、不思議な表現が多く見られます。そもそも4つも福音書があることも不思議です。同じ主イエスについて伝えているはずなのに、分量も表現も出来事の順番も違っている例をいくつも数えることができます。一つに絞ってしまえばすっきりするのに、と思う人が多いのではないでしょうか。

 しかし、真実は必ずしも一つの表現に押し込められるものではないのだ、と聖書は訴えているようです。創世記に二つの創造物語があります。列王記と歴代誌は、イスラエル・ユダ王国の歴史に関わる二種類の記録です。気をつけたいのは、複数の表現、視点を示しながら、扱っているのは複数の命題ではない、ということです。貫かれていること、普遍的なことは何か、が関心事です。聖書においては、わたしたちの歴史に神がいかに関わるか、です。

 今日の聖書の箇所に暗示されているのは、主イエスが処刑され、悲しみに暮れることになるが、この世はむしろ喜ぶ、という場面です。しかし、その悲しみを経た後、改めて弟子たちは喜びの中に招かれる。復活のイエスとの出会いも示されています。

 この、悲しみを塗り替える喜びをもたらす力を持つ方に願い求めるものはかなえられる、との約束。これが、今年度の聖句が伝えていることです。その経験を経た後には、それまでとは違う普遍的な喜びが与えられるのです。

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