2009年11月7日、酪農学園大学学生ホールにて催された公開講座「第1回 動物園水族館および野生種における動物医療の集い」に本校生徒が出席し、講演を聴く機会がありました。そこで将来獣医師を目指す本校生徒のレポートを以下に掲載いたします。
私は「動物園のお医者さん-動物園動物医療とは?」というテーマで行われた公開講座に参加しました。内容は動物園や水族館で実際に働いている4人の獣医さんのお話を聞くものです。将来、動物園獣医を目指している私にとって、現場で働く獣医さんの生の声を聞けたことは大変勉強になりました。
初めは「ゾウの臨床」についての講座でした。あまり知られていないゾウの危険性や体の構造を簡単に説明した後、実際に行った爪膿瘍と足裏膿瘍の治療と術後経過の画像や動画を見ました。
2つ目は円山動物園でのホッキョクグマ、ユキヒョウ、オオワシ、ヨウスコウワニの繁殖の成功例とその方法についてです。これは現在、生物多様性が急速に失われていく中で、動物園のもつ役割の一つである「種の保存」が希少動物の保全活動に大きく貢献していることを示しており、動物園の重要さを改めて感じさせられました。
3つ目、4つ目は「カンガルー類の臨床」と「ジンベエザメの水中遊泳採血および輸液」についてのお話で、有袋類であるカンガルーや魚類であるジンベエザメの臨床に対する獣医師の大変さを知りました。
4つの講演を通して感じたことは、(1)野生動物は産業動物やペットなどとは違うということ (2)今回のフォーラムのような野生動物医療の交流の場は大変重要なものであることです。また、本当に内容の濃いものであり、とても多くの知識を吸収することができました。動物園獣医を目指すものとして、この経験をこれからにいかしていきたいです。
2009.11.09





















