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2010.05.10

学校礼拝(第6回)

<今週の聖句 >

イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」

( ルカによる福音書 10章28節 )

 

<今週の奨励>

「実行してこそ」(榮 忍 学校長)

 

 本日は開校記念礼拝として、礼拝を守ります。

 酪農学園の創立者である黒澤酉蔵先生は、足尾鉱毒事件で注目を集めた田中正造氏に私淑し、その手足となって奔走した時期があります。その後、北海道に渡り、酪農と出会うことになります。バイタリティにあふれる青年時代に、自分の生き方を揺り動かされる出会いを経験するのです。その働きを記録で読むと、体当たりで人々の中に飛び込んでいくタイプの活動家のようです。思想的にも、出身地で受け継がれていた「水戸学」を身につけ、「知行合一」を実践した方でした。

 黒澤氏の聖書との出会いは、官憲に逮捕され投獄中の出来事であったとのことです。エネルギーを持て余す獄中に差し入れられた聖書を、真剣に読んだことと思われます。後に北海道で出会う人々に、キリスト教信仰を持つ方が多かったことで、内に溜められていたものが結びつき、自身の信仰として受け止めて行ったのでしょう。

 人生の中で、様々な出会いがあり、学びや経験で内面に蓄積されるものが多様にあるのは、人それぞれ独自のものでしょう。その中から、表に現われてくるものが問われる。答えを知っていることではなく、どのような実践が積み重ねられるかが重要なのです。生きる時代、地域によって、出会う事柄にも開きはあります。しかし、それぞれの状況の中で、どのような姿勢で立ち向かうのか、が問われるのです。今、ここで、何を目指すのかを学びましょう。

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