「食」は、生きていく上で欠かせないもの。「食」に関する仕事もまた、世の中がいかに変わろうとも欠かせないものです。
そこで、「食」と「農」を基本に教育・研究に努める酪農学園の伝統と環境を存分に生かし、「食」について体系的に学ぶのが本コースです。普通科カリキュラムの中で基礎学力を培うとともに、食料生産、食品加工、食品流通、農業、販売などに関する実習を多く取り入れ、体験をとおして「食」に関する仕事や経済のしくみへの理解を深めていきます。
選抜クラスで、「食」に対する意識の高い仲間と協力し合って、実際に役立つ学問を確実に身につけていきますから、卒業後の進学においても、就職においても選択肢が多彩です。
また、本コースで習得する「食」や「農」、栄養や調理についての知識や技術は、日常生活のあらゆる場面で役立ち、あなたの人生を一層豊かなものにすることでしょう。
今日の暮らしに欠かせない食品流通業界のニーズに応え、専門知識を備えた食品流通学のプロを輩出する食品流通学科。食品の開発や研究、栄養や健康管理に関する研究を行う食品科学科。酪農学園大学の食品系学科への期待は大きく、世界不況といわれる今日でも、多くの求人が寄せられています。特に北海道では、食品に関する産業が多く、就職率が高い要因となっています。
世界の食料生産がわかる大人ってどれだけいますか? 机の上の教科書と資料集でただ、作物名を覚えて場所を暗記する……こんな勉強だけで本当に楽しいですか?覚える、知る、それはそれで大切なこと、そして達成感はあります。しかし、それを少しでも現実の生活に近づけて学ぶのはどうでしょうか。
例えば、ある日の授業で人工衛星の映像とデータを使って眺めて、「あっ、ここ、大豆の畑になっている?」って、隣近所を知るように知る。そして、それがどこの国に流れていくのかを調べられたら、あなたはもう、食料戦略の第一線に立つことになりませんか?
そして、ある日、畑に実際に立って植えた有機トマトの世話をする。そしてある日、収穫する…。そうするとあなたは有機トマトを、実地で知る人となるではありませんか。
またある日はチーズを仕込む、チーズを磨きこむ、そして加工する、食する。するとあなたはチーズの味わいの中に、食の深さと滋養と、そして加工の苦労を知る人物となるでしょう。栄養学的に食のあり方を考えることもあります。
普通の高校生ですが、その次のステップは普通の高校生とは違うはずです。農業生産一端を知ることや、牛乳からの製品作りの経験などを活かして、経済学部へ、商学部へ、法学部へ…、そして食品関連の学部へ、または専門的に農学部・・・、実践的にパティシエや調理師の道へ…。
とわの森三愛高校は、酪農学園の高校としてこれまで酪農経営科を中心にそんな実践を積み重ねてきました。そして2010年、「普通科」にそのエッセンスを流し込みます。これからの日本の社会に必要とされる人材を育てます。酪農学園の高校だからこそできる、普通科フードクリエイト・コースの醍醐味です。
●食品流通学科、食品科学科など酪農学園大学への進学
●経済、経営、流通系大学への進学
●食品産業界への就職など
★「普通科」です。「農業科」ではありません。「生活科」でも「食物科」でもありません。
★授業は、普通科カリキュラムを基本にした教科・科目を中心に行いますが、一週間30時間の授業時間のうち、農業実習や食品加工の授業(実習)時間が週8時間設定されています。
★農作物の生育に関わる理科的な授業から圃場(畑)での実習授業まで、理論と実際(実践)を学びます。
★学校の圃場でとれた野菜や牛舎から生産される牛乳を使って加工実習もします。生産した農産物の販売もします。
★食品の生産について学ぶのと同時に、世界の食料生産事情(地理と公民、NIEのような総合的な食と農に関する授業として)も学びます。
★卒業後の進路はいろいろです。調理師の道を選ぶのもいいでしょう。栄養士さんを目指す(化学の授業もしっかり用意されています)のもいいでしょう。しかし、食料の生産の現場を知り、加工の基本技術を知り、そして世界の食料事情を知って、大学の経済・経営系、商学系の学部に進むこともできるわけです。
★10年後には世界の人口が7~8億人増えて75億人に達すると言われる中、食料自給率40%の日本が抱えたい10年後の人材の卵を育てるコースです。






























