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学校礼拝(第43回)

2018.03.05BLOG

【今週の聖句】


お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。


( ルカによる福音書 15章32節 )


奨 励 題  『 3人の視点 』


奨 励 者  宗教主任  肥田 信長


今日の聖書の箇所は、「放蕩(ほうとう)息子のたとえ」と呼ばれている聖書の箇所です。この物語には、父親、兄、弟と3人の登場人物が出てきます。


物語は、大地主である父親に遺産の生前贈与をして欲しい。と弟がお願いすることから始まります。弟は、与えられた土地などの財産全てをお金に換えて、放蕩の限りを尽くして財産を無駄に使い果たしてしまいます。その時に飢饉が起こり、弟は家畜のえさを食べてでも飢えをしのぎたいと考えます。その様な厳しい生活の中で弟は、我に返って反省し、父親の所に帰って雇い人にしてもらう決意をします。家に帰ってくる息子を父親は遠くからでも見つけ、走り寄って抱き寄せ、息子が戻ってきたことを喜んで大宴会を開いたというのです。その宴会が始まった時には、兄は畑で仕事をしていました。家に帰ろうとした時に、家の中から音楽や踊りの音がするのを聞き、それが放蕩の限りを尽くして帰ってきた弟のための宴会だと知ります。兄は怒って家に入ろうとしなかったというのが物語の流れです。


この放蕩息子のたとえを読むと、兄がかわいそうだと考える人が多くいるのではないかと思います。反省しなければならない立場の弟や、自分の息子が死んでしまったのではないかと途方にくれていた父親。異なる3人それぞれの視点から見直してみると、同じ物語でも感じ方が異なってきます。


私は先週まで6ヶ月に渡って育児休業を頂き、自分自身の子どもと向き合いました。自分ではない人の視点から自分自身の行動を見つめ直してみた時に、新たな視点が与えられる体験をしました。自分自身を見つめ直した時に、日頃どれだけ様々な周りの人から赦され、支えられて生きているのかを気付くことができるのです。





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