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教員メッセージvol.6(星野 信隆 獣医・理数コース長)

2018.07.30その他

“Great something” 私は、生物学を学べば学ぶほど、これを意識せざるを得ません。


数年前の原稿に、細胞におけるコミュニケーションのことを書きました。ヒトを構成している細胞数は教科書的には60兆個(最近の文献によると37兆個)と言われています。この細胞たちは、お互いにコミュニケーションを図りながら、絶妙に配慮し合いながら働き、私たち個体を維持しています。このコミュニケーションはシグナル伝達と呼ばれますが、主役としてはたらいているのがタンパク質です。このタンパク質はDNAが設計図となり、日々細胞内で作られています。必要なときに、必要な場所(細胞・組織・器官)で、必要なタンパク質が、必要な量だけつくられています。このタンパク質が、細胞から分泌されることによって、他の細胞へのシグナルとなるのです。このシグナル伝達は、つくった細胞自身に対して行われたり、隣接する細胞に対して行われたり、遠く離れた細胞に対して行われたりしています。これが、信号となり様々な反応の引きがねとなるばかりでなく、細胞同士を接着したり、物質透過のゲートになったり、様々な機能を担っています。


小さな細胞1つ1つが協働で個体(生命)を維持し、なおかつ、さらに高次となる意識を創造している・・・不思議ではありませんか?不思議を通り越して驚異の世界ですね!!生命のシステムには無駄が一切ありません。そして、とても合理的に機能しています。私は信仰を持ってはいませんが、何らかの大きな力がはたらいているとしか考えることができません。


科学者には信仰を持っている者も少なくありません。コペルニクスやニュートン、ノーベル物理学賞を受賞した科学者や有名な大脳生理学者など。自然科学を学べば学ぶほど、大きな存在を認識するのかもしれません。だからこそ、そこに何があるのか、真理を探究し続けるのでしょう。


獣医・理数コース長 星野 信隆  





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