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学校礼拝(11月2日)

2015.11.02お知らせ

今 週 の 聖 句


イエスはすぐに彼らに話しかけられた。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」


( マタイによる福音書14章27節 )


 


 ありえないことが起こる時、「奇跡」と表現します。聖書の中には、いくつも奇跡的な事柄が示されます。イエスの活動の中にも出てくるのですが、イエスは出来事そのものには注目しないように求めていると思います。


 「水上歩行」と呼ばれる奇跡物語ですが、発端は「5000人の給食」と呼ばれるもう一つの奇跡物語です。成人男性の数が5000人に及ぶ群衆に、5つのパンと2匹の魚を分け与えて皆が充分に食べ、残したものが12のカゴにあふれたというものです。そのさなかで分配を担当していた弟子たちを、イエスは強いて小舟に乗せ、対岸に渡らせようとします。強風に悩まされ、湖上で身動きがとれず疲れきった弟子たちが見つけたのは、湖上を歩いて来られるイエスでした。「幽霊」と脅えても当然でしょう。


 「恐れるな」がイエスの呼びかけです。常人では考えられない大きな力を感じさせるものは、畏敬の対象となるのですが…。信頼できる言葉は、安心と力を与え、思いもかけない反応を引き起こします。ペトロの応答です。湖上を歩き始めるのです。それまで恐れていたものが、消え去るほどの信頼を、イエスの呼びかけで手に入れたのです。しかし、長続きしなかったのも記されます。


 奇跡物語が何かを伝える表現法と考えるなら、わたしたちの現実と重なります。荒れる湖は対立し攻めてくる社会、小舟は運命共同体、イエスの呼び掛けとペトロの応答は信仰が与えられる様子、と置き換えるのです。人生は常に安全とは限らず、多くの荒波と立ち向かうこともあるのです。自分自身を見つめる一つの視点として、学びたいのです。





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