【校長メッセージ】早期帰省中の寮生、保護者の皆様へ

Date:2020.11.24

2020.11.24

 

酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校長 西田 丈夫

 

各位におかれましては、この度の寮生早期帰省等について、深いご理解とご協力を賜り心よりお礼を申し上げます。

本校の教育にも大きな影を落としている「コロナ禍」は、残念なことに未だ衰えを見せず、このままの推移では、次年度以降へも大きな影響が生じるのではと心配をしているところです。

また、この一週間の様子では、札幌圏を中心に高校への広がりも顕著となってきています。幸いにも、本校では本日時点での感染者は無い状況ではありますが、日々薄氷を踏む思いで過ごしている実態となっています。

その中、最も危惧していた寮内での感染者発生に備えて、皆様の適切なご判断のもと、すでに8割以上の生徒が、早期帰省にご協力を賜り、最悪の事態を未然に防ぐことができています。心より重ねてお礼を申し上げます。

今後の対応として、現在、帰省中の生徒への教育保証をいかになすべきかを検討しております。遠隔授業、教材準備等に今しばらくの猶予を頂きたいと思います。近日中に一定の対応が整うところです。しかしながら、通学を続けている生徒と帰省生徒への両面での指導、さらにはコロナ対策等が幾重にも重なり大変苦慮している状況です。

生徒、保護者各位におかれましては、この非常時の対応をご理解いただき、行き届かない点が生じてもご容赦を願いたいと思います。

なお、帰寮に関する時期等についてのお問い合わせも寄せられているところですが、現状を鑑みれば、最低でも2週間程度以上の時間を要すると推察できることから、急速な改善がなければ、このまま冬季休業に入ることが適当であると判断しているところですが、詳細は別途お知らせを致します。

帰省中、各地域での状況は様々とは存じますが、くれぐれも健康に留意して過ごしていただきますようお願いを申し上げます。