【(全日制課程)生徒、保護者の皆様へ】臨時休校後の学校再開に向けての方針

Date:2020.12.02

2020年12月2日

 

酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校長 西田 丈夫

 

臨時休校後の学校再開に向けての方針

 

このたびの臨時休校等の措置について、皆様のご理解とご協力に心よりお礼を申し上げます。

大変ご心配をおかけしましたが、PCR検査の結果、濃厚接触者全員の陰性が確認されました。

つきましては、明日12月3日(木)からの学校再開に向けて準備を進めているところです。

その中、今回の全校生徒健康調査を集計(中間)したところ、再開に向けて危惧されることや配慮を望む回答が数多く寄せられました。

特に、医療や介護に従事されている保護者、高齢者や要介護者が在宅されているご家庭からは切実な声が届けられました。また、通学環境を考えると登校は控えさせたいとの意見も数多くありました。

現在の社会状況を鑑みると、特に医療、介護に献身的に従事されている保護者の皆様にこれ以上のご負担をおかけすることは回避しなくてはならないと認識しています。休校等に伴って学習保障等の心配により早期の平常授業再開を望む声も十分に理解していますが、この非常時に学校としてどのような体制が最善かを熟慮し、次のとおりとすることにいたしました。

 

1 再開日12月3日(木)~12月11日(金)までの間、始業時間を1時間遅らせて3時間授業とします。

ただし、昼食時間は設定しません。

2 1年生該当クラスは経過観察が必要となることから学級閉鎖とし、12月10日(木)から再開します。

3 12月14日(月)以後は平常授業を目指しますが、12月9日(水)をめどに対応をお知らせいたします。

4 この判断は、北海道発出の「集中対策期間」に協力することに加え、次の情報によります。

(1)集中対策期間(~12月11日)への具体的対応に積極的に協力する。

(2)アンケート結果において、医療、介護従事者家庭の約40名から、登校が不安との回答があった。(万一家族が罹患した場合、職場から離れなくてはならない旨の回答)

(3)アンケート結果において、高齢者、要介護者が在宅しており、二次感染が心配であるとの回答が約40名からあった。

(4)アンケート結果において、通学時の感染リスクが心配で、再開しても登校を躊躇しているとの回答が約80名からあった。

(5)食事場面での感染リスクが高いとの報道があり、教室内の密な環境での昼食は回避すべきである。

(6)少なくとも、公共交通機関の混雑を避けて通学する工夫が必要である。

5 登校時間、時間割、スクールバス運行等の諸連絡は、ホームページ及びClassiで適宜担当者から連絡することとします。