【部活動加入生徒、保護者の皆様へ】新型コロナ感染拡大が部活動に及ぼす影響の軽減策について

Date:2021.05.11

2021年5月10日

 

酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校長 西田 丈夫

 

新型コロナ感染拡大により、北海道も大変心配な状況となっているところです。この状況をいかに乗り切るべきか、学校としても大変苦慮しているところです。

特に、本校の教育において、部活動は大きな教育の柱となっており、そこで学びえた力は今後の人格陶冶に大きな影響を与えるものと確信するところです。

しかし、一方では他校も含めた生徒間の交流が避けられない活動でもあり、安心安全な環境のもとで活動を続けていくためには、時として相手の立場に立ち社会的責任を果たさなければならない判断も必要となります。

今春は多くの大会を目前に、新型コロナ感染拡大防止の観点から各大会を辞退せざるを得ない厳しい状況となりましたが、皆様の暖かいご支援とご協力により大きな混乱もなく、生徒は、高体連大会、甲子園への予選に向けて気持ちを大きく切り替えてくれているところです。これも各ご家庭でのご指導があってのことと深く感謝とお礼を申し上げます。

さて、新型コロナ感染症の猛威は一向に収まらず、このまま経過すると5月から6月に向けて開催される大会への参加も大変心配されるところです。

この状況を受けて、本校及び教育振興会では、学校生活と部活動を分離し、各大会参加登録選手等は、万一本校生徒の陽性者が発生しても、各大会への参加が担保できる体制が整えられないか協議を重ねてまいりました。

その結果、次のようなリスク回避策を実施することとなりました。

つきましては、経費等の個人負担もあり、時節がら大変心苦しいところですが、趣旨をご理解いただきご協力をお願いする次第です。

 

1 新型コロナ感染症によるリスク回避策の要点

本校独自の「とわの森選手村」(指定ホテルでの分離生活)を開設し、他の生徒、不特定者との接触を回避して感染リスクの大幅軽減を図ります。また、万一本校生徒に陽性者等が生じても、大会参加辞退等の対応が不要な環境を作ります。

2 「とわの森選手村」の開設方法や費用負担等については、今後各部ごとに担当顧問を通じて説明、連絡します。なお、宿泊等に係る経費のおおよそ半額を本校教育振興会が支援します。

以 上