２０２１年８月１０日

酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校長　西田　丈夫

８月上旬に実施された部活動に係る複数校が参加する交流において、他校参加者が陽性となり、参加者の多くが濃厚接触者及び低リスクとなりました。その後、本校生徒からも複数の発熱者があり検査の結果陽性と判断されました。

現時点において、陽性確定者は６名となっていますが、今後も増加する可能性があります。最終の検査結果は、１２日前後となる見込みです。本件が、クラスターと判断されるか否かは不明です。

なお、すでに検査対象が特定されていること、また夏季休業中で他の生徒への影響が無いこと、すでに関係者へは保健所等を通じて連絡が実施されていることから、今回の公開情報は以上といたします。（感染状況が大きく変化した場合は、追加の情報提供を行います）

本校は、医療、介護等に従事されている方々への配慮と、無責任な憶測や推測を防ぐため、必要と思われる情報公開に努めているところですが、残念なことに、心無い表面的事象だけを取り上げての粗雑な意見も寄せられています。

学校は、生徒の安心安全を第一に考えながらも、その教育目標を如何に具現化させるべきかを総合的に判断しているところです。生徒のかけがえのない３年間の高校生活のすべてを止めおくことは、様々な２次被害を招く恐れもあります。

多様なご意見もあることとは承知いたしますが、皆様方におかれましたは、何卒、本校の判断にご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。