獣医・理数コースでは1年次に、秋と厳冬期のそれぞれ1週間ずつ「生産動物管理演習」に取り組んでいます。将来、獣医師や生命に関わる分野に進む生徒にとって重要な衛生管理、飼養管理や牛群管理について学びを深めることが目的で、実際に乳牛に接する良い機会となっています。

今年度も2班に分かれ、それぞれ10月25日（月）～29日（金），11月15日（月）～19日（金）、酪農学園フィールド教育研究センター酪農生産ステーションのフリーストール牛舎において、パーラーでの搾乳と牛床周りの作業（ベッドメイク等）を行いました。

中には、初めて乳牛に触れる生徒もいました。不慣れな作業に戸惑っていた生徒も、次第に乳牛を観察する余裕もできたようです。乳牛が思ったよりも可愛く、また人の暮らしには欠くことのできない家畜であると新たに認識し、将来、生産動物医療の分野に進みたいと感想を述べた生徒もいました。