【女子バスケットボール部】　３年ぶりウインターカップ出場へ

女子決勝リーグでは、札幌東商に８７―８５で競り勝ち、北海道栄にも延長の末勝利。

２勝１敗で全国切符！！

３年ぶりのウインターカップ（ＷＣ、上位２校に代表権、１２月２３日から東京体育館ほか）に出場する。

特に、東商業の試合では、西野綾姫さん（あみ、３年）が２６得点の活躍を見せた。

就任１１年目の有沢奈々子教諭は、「自分たちのやってきたことを信じ、

最後まで負けたくないという気持ちを持ち続けてくれた」と選手を称賛した。

１６３センチの司令塔・岩佐紗奈さん（３年）の攻撃的ゲームメイクで、

前半最大２０点リードも、後半は札幌東商の猛反撃にあいシーソーゲームに。

流れを引き寄せたのは、ベンチスタートで勝負どころで投入される“シックスマン”の西野。

「積極的にゴールに向かい、リバウンドにも飛び込もうと思った」と果敢に３Ｐ、ドライブを仕掛け

２６得点を挙げた。

インサイドでは１７４センチの倉田夏さん（３年）が１８得点の活躍。

１年生の夏に右膝前十字じん帯を損傷、１年近く離脱したが「最後のＷＣ出場チャンスにかけたい」と、

つらいリハビリにも耐えてきた。

６月の全道高校決勝リーグでは２勝１敗も、札幌山の手に５９―１２６で大敗した。

雪辱と３年ぶりＷＣ切符目指し、７月から８月にかけ、初めて１１泊１２日の本州遠征を実施。

フェリーで津軽海峡を渡り、岩手・一関学院、宮城・仙台大明成、栃木・作新学院、

新潟医療福祉大、青森・柴田学園で練習試合を積み実戦強化を図った。１０月にも東北遠征で鍛えた。