【日曜メッセージ】「あなたに賜物を与えてくださる神」

Date:2026.04.26

 賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。務めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。働きにはいろいろありますが、すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。

  (コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章4~6節)

  新しい1年の歩みを始めた私たちは、授業の中で、部活動の中で、生徒会活動の中で、寮生活の中で、家庭生活の中で、塾やアルバイトなどの取り組みの中で、日々の成長を目指しています。一人で取り組むことばかりではなく、一緒に努力したり、悩んだり、工夫したり、励ましたり、喜びあったりできる、そのために私たちは出会い、互いを大切な存在と認め合いながら過ごしています。そこには「三愛精神」の実践があるのです。それがここ、とわの森三愛高等学校です。

 たくさんの場面で私たちは学びと経験を積んでいきますが、私たちがその場面ごとで使ったり、磨いたり、組み合わせたり、新たに身に着けたりしている知識や技や才能はいったいどのようにして私たちのものになるのでしょうか。聖書はその一つひとつをお与えくださるのは神だと教えています。あなたに思いを起こさせ、場所を与え、時を与え、そこから得られるすべてのものをあなたに用意して与えてくださる神がおられるのです。その神は、私たち一人ひとりが何物にも代えられない特別な存在であることを知っておられ、一人ひとりを愛してくださるお方なのです。

 だから神は私たちにそれぞれ違ったものを託してくださるのです。その用い方の自由も与えてくださいます。そして、その彩り豊かな賜物を与えてくださる神は、神のもとにそれらの目標を一つとされました。それは「全体の益となるために」。私たちのたくさんの思いが、それぞれの成長が、様々な実践が、全体をより良いものにしていくために一つの働きへとまとめ上げられ、見事に形にされていくのです。それは神がなさる素晴らしい奇跡にして必然の御業です。神の祝福の内に皆さんに与えられた賜物が、あなたの中で生かされ、さらに全体の益のために豊かに用いられますように祈ります。

(宗教主任 久保木 崇)