【特進GROW-UPコース獣医・理系専攻】薬剤耐性菌についての課題研究に取り組んでいます

Date:2026.05.29

 薬剤耐性菌とは、抗菌薬(抗生物質)に耐性を持つ細菌のことであり、抗菌薬の使用に伴って選択されます。

 このまま有効な対策が講じられなければ、2050年には薬剤耐性菌関連感染症による死者数が、癌による死者数を上回る可能性があると報告されており、現在、世界的な問題となっています。

 

 本校では、この問題に着目し、2018年度から毎年、薬剤耐性菌に関する課題研究および啓発活動に取り組んでいます。これまでには、内閣官房の担当者が本校を視察に訪れたほか、本校の研究活動が医学雑誌に取り上げられるなど、高い評価をいただいています。

 

 今年度の研究活動は、5月13日(水)に実施された酪農学園大学獣医学群獣医学類・臼井優先生による講義を皮切りに、本格的にスタートしました。さらに、翌週の5月19日(火)・20日(水)には、福田昭先生のご指導のもと、実験・実習を行いました。

 

 生徒たちは、実験前にそれぞれ仮説を立てたうえで、ペットの糞便や野菜、家庭のシンク、浴室など、さまざまな場所から採取したサンプルを用い、それらに含まれる細菌が薬剤耐性菌であるかどうかを調べる実験に取り組みました。

 

 今後は、これらの研究成果をもとに、8月に酪農学園大学主催で開催される高校生研究発表企画「サイエンスファーム」や、10月に開催される北海道高等学校文化連盟理科専門部研究発表大会に向けて、準備を進めていきます。