【日曜メッセージ】「正義」は常に善か? ~みんな違って、みんないい~
Date:2026.07.05
イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』 これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』
(マタイによる福音書22章37~39節)
今日はタイトルにも書きましたが、「正義とは常に善か?」ということから、「正義」と「いじめ」の関係について一緒に考えたいと思います。それでは、まず、正義とは何でしょうか。インターネットで調べてみると、次のように書かれています。
・人の道にかなっていて正しいこと。
・人間の社会行動の評価基準で、その違反に対し厳格な制裁を伴う規範。
つまり、「人にとって正しいこと」と言えます。しかし、この「正義」はときに「正義の暴走」や「歪んだ正義」となってしまう危険があるのです。
ではどうすべきでしょうか。それは、聖書に書かれている「隣人愛」を実践することです。「隣人愛」とは、漢字では隣りの人を愛する、と書きますが、ただ単に自分の隣にいる人を愛するということではありません。聖書には、自分の敵となる人でさえも自分の隣人であり、その敵をも愛しなさい、というように書かれています。しかし、私たちにとって、自分の敵を愛することはとても難しいことです。でも、敵とは言わないまでも、自分とは違う人を受け入れ、認め、一緒に行動することはできるのではないでしょうか。それが、いじめを無くす大きな一歩となると、私は思います。「みんな違って、みんないい」。ぜひこの言葉を心にとめてほしいと思います。
最後に歌を一曲紹介します。歌っているのは、「ナイトdeライト」という札幌市で結成された4人組ロックバンドです。このグループが歌う、『AKA』という歌を紹介します。今回の奨励に関係する歌詞で、とても心に刺さる内容の歌です。是非検索してみてください。
(聖書科教諭 新井 昭雄)