【日曜メッセージ】「平和と命の尊さ」(特別礼拝・平和礼拝Ⅰ)

Date:2026.08.30

平和旬間として過ごしています。今週はその特別礼拝、平和礼拝Ⅰのメッセージをお届けします。

「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」 (マタイによる福音書5章9節)

  イエスは、「人は、たとい全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。自分の命を買い戻すのに、どんな対価を支払えようか。」(マルコ8:36-37)と明確に教えています。この教えの通りに、いのちは全世界よりも尊いものです。素晴らしいものです。最高のものです。生かされていることは、喜びであり、希望であり、感謝であり、幸いでもあります。使命がある明確なしるしであり、今まで失敗した自分の人生をやり直せる機会でもあります。しかし、死の中には喜びも、希望も、感謝も、笑顔も、幸いも、価値も、使命も、自分の人生をやり直せる機会さえもありません。

 苦しみと病、試練と痛みがあっても人々のいのちの価値は変わらない尊いものです。なぜなら、いのちは自分で造ったものではなく、創造主なる神が親を通して与えてくださった最高の贈り物であるからです。人々が生きていくために欠かせない尊いものは、すべて創造主によって与えられているものです。例えば太陽、月、星、海、天地万物などです。このようなものは、人々が造ったものではなく、創造主によって与えられた尊いものです。

 私たち一人一人のいのちも与えられた尊いものです。自分の命の尊さを正しく知るとき、他人の命の尊さも悟るようになります。その時、他人との良い関係、平和の関係を結ぶようになります。自分の命の尊さを知らなければ他人の命の尊さも知らないでしょう。人々の命の尊さを知っている人は、自分の命を価値のないところに注がないで、人の命を立てる、助ける、赦す、励ます、生かす、救うところに喜んで注ぐでしょう。

 この命の尊さを教えてくださったイエスは、「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」(マタイ5:9)と明確に教えています。平和を実現することは平和をつくることです。平和を実現するためには、相手の存在と命の価値を認めることが大切です。認めるとき、耐え忍ぶ、赦す、愛する力も与えられるでしょう。このようにして、平和を実現する人が神の子と呼ばれます。神の子と呼ばれる人々になりましょう。

(日本同盟基督教団新札幌聖書教会 牧師 朴 永基)