【日曜メッセージ】「感謝しましょう!」(収穫感謝礼拝)
Date:2026.10.04
「すべて肉なるものに糧を与える方に感謝せよ。慈しみはとこしえに。」
(詩編136編25節)
今日は収穫の恵みを神に感謝する礼拝です。収穫感謝礼拝は1620年、信仰の自由を求めてイギリスからアメリカ大陸に渡った清教徒たちの収穫感謝礼拝に由来しています。彼らは到着した土地で新生活を始めましたが、すぐに迎えた冬は厳しくて、多くの人々が餓えや寒さで亡くなりました。春が来ると、彼らは先住民に助けられて、土地を耕し、作物を育て、最初の収穫が出来ました。しかし、収穫が豊かで、皆が元気で、定着したというわけではまだありません。それでも苦しみの中、先住民たちを招いて共に収穫感謝の礼拝をささげ、喜びを分かち合ったのであります。
皆さんはどのような感謝が出来るでしょうか。昨年北海道農業PR動画コンテスト」で、機農コースが応募した作品『“いただきます”の裏側って・・・?』が、最優秀賞を受賞しましたが、“いただきます”は、食前に感謝を表す言葉です。自然の恵みを与えてくださる神の恵みを、神が創造した植物と動物からの命を、育ててくださった方々の苦労をいただきます、との感謝です。
そうであるならば、私たちはこのような感謝の時にも、あらゆる災害で収穫はできず、食べ物がなく苦しんでいる多くの人々がいることも忘れてはなりません。収穫できるのは食べ物だけではありません。すべてを感謝し、感謝の喜びを隣人と分かち合いましょう。酪農学園の創立者である黒澤酉蔵は、循環農法図を示して収穫の恵みが豊かな循環となることを示しました。私たちは聖書に立って、建学の精神に立って、そのことを実現する人になりたいものです。
(酪農学園宗教主事 朴 美愛)
