【日曜メッセージ】「 あたらしく生きよう 」

Date:2026.10.11

互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。

(エフェソの信徒への手紙4章32節)

 前期の歩みを収穫感謝礼拝で締めくくり、後期がスタートしました。私たちはあたらしい一歩を踏み出すことになります。ここまで努力し、積み上げてきたことが成果として残り、さらに継続されることは素晴らしいことですね。ここまでの目標設定に間違いがなかったか、ここから進むべき方向をしっかりと見定めているか、みんなで点検したいと思います。

 今日の聖書箇所は、私たちにあたらしい生き方としての修正を求めます。もう少し踏み込んで言うならば、大転換を促しているとも言えます。ふさわしくない姿とふさわしい姿とをわかりやすく対比するのです。ふさわしくない姿とは、偽り、怒り、罪、盗み、悪い言葉、無慈悲、憤り、わめき、そしり、一切の悪意、それらを捨て去るようにと教えています。私たちの心の中に付け入るすきを悪に対して与えないようにし、神を悲しませることが無いようにと教えているのです。

 私たちに神様が本当に願われる姿はこうです。神が私たちを愛して赦してくださったように、互いを赦し合うことなのです。私たちの不完全さは、悪に対しての私たちの弱さです。その不完全さを補って完全なものとしてくださるのは神の愛なのです。神の愛の助けによって、私たちは「悪」から解放されて、真実、正当な労苦と収入、恵みを与える言葉を実現するのです。そして互いに親切にし、憐れみの心で接し、キリストがそうしてくださったように赦し合うことができるようになるのだというのです。

 あなたには赦せないものがありますか。赦せない相手がいますか。私たち自身がまず神によって赦された者であることを知りましょう。それは神の愛を知ることです。続く5章でこの手紙はその愛によって歩みなさいと教えます。私たちは神の愛に生きるために選ばれ、招かれ、今をあたらしく生きていくことができるものとされているのです。

(宗教主任 久保木 崇)