新型コロナウイルス感染拡大防止に係る情報公開及び今後の学校運営方針

Date:2021.08.27

2021年8月27日

 

酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校長 西田 丈夫

 

1、情報公開

夏季休業後、学校が再開して10日が経過しました。この間、家庭内感染による陽性者1名の報告がありましたが、ハイブリッド型授業での在宅生徒のため、他の生徒への影響がないことから、これ以上の情報公開は行いません。

なお、今後、他の生徒への影響がない場合、緊急性、遡及性がないと判断した場合、HPでの情報公開は行わないこととします。

2、今後の学校運営方針(コロナ関連)

(1)現在、本校はすべての授業をハイブリット型で実施し、登校者は全体の3割程度となっていることから、時間短縮、学級閉鎖等の措置は原則取らないこととします。

(2)登校または在宅の選択は、各ご家庭の状況を踏まえて、総合的にご判断いただくこととします。

※緊急事態宣言等の発出期間は在宅を推奨します

(3)原則、道の対策方針を順守することとしますが、公立高校と異なる本校独自の学校環境にあることから、適宜適切な判断に努めます。

例)本校には約300名の寮生が在籍しています。早期の帰寮指導では、寮の密状況が長時間継続することとなります。

(4)部活動については、全国大会等重要大会に結びつく場合は、練習も含めて感染対策を実施強化しながら活動を許可しています。今後もこの方針で対応しますが活動時間の短縮等の措置を講じます。

(5)本校には、多様な就学目標をもって全国、全道から生徒が集っています。基本的に道内近隣の生徒が集う公立高校と、すべての足並みを揃えることができません。現在の社会状況は十分に理解しているところですが、その都度適切な判断に努めることとします。

本校は、医療、介護等に従事されている方々への配慮と、無責任な憶測や推測を防ぐため、必要と思われる情報公開に努めているところですが、残念なことに、表面的事象だけを取り上げ、心無い無責任な匿名による粗雑な意見も寄せられています。

学校は、生徒の安心安全を第一に考えながらも、その教育目標を如何に具現化させるべきかを総合的に判断しているところです。生徒のかけがえのない3年間の高校生活のすべてを止めおくことは、様々な2次被害を招く恐れもあります。

多様なご意見もあることとは承知いたしますが、皆様方におかれましたは、何卒、本校の判断にご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。