獣医・理数コース2年生を対象に「サイエンスラボ」が開催されました。

Date:2021.09.14

8月26日(木)、獣医・理数コース2年生を対象に「サイエンスラボ」が開催されました。

理系の科学者であれば、将来一日中研究室にこもって実験することもあります。

サイエンスラボはそのような「終日実験」を体験することが目的です。

本来であれば、小樽市にある北海道大学忍路臨海実験所に宿泊して海洋生物を用いた実験をするのですが、まん延防止等重点措置期間中のため、本校の実験実習室で実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前中は魚類の生態を学び、魚の解剖に挑戦しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外からみえない消化器官を確認し、胃の中からは捕食した貝や肝臓に寄生していたアニサキスも見られました。

午後は、酪農学園大学金本先生のご指導で、ウニの授精と発生の実験を行いました。

当日朝に小樽の海から取られたウニを使用しましたが、30匹以上のウニのうち放卵したメスはわずか1匹…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴重な卵にオスの精子を混ぜたところ、無事に受精し、受精卵となりました。その後、卵割を観察することができました。

教科書や動画で学んだことのある内容でしたが、実際に手を動かすことで、理解がさらに深まる貴重な学びの体験となりました。