【特進GROW-UPコース獣医・理系専攻】薬剤耐性菌についての課題研究
Date:2023.05.22
【特進GROW-UPコース獣医・理系専攻】 薬剤耐性菌についての課題研究に取り組んでいます。
薬剤耐性菌とは抗菌薬(抗生物質)に耐性を持った細菌のことで、
抗菌薬の使用によってその数が増えており、現在世界中で問題になってきています。
特進GROW-UPコース獣医・理系専攻では、2018年度から毎年、薬剤耐性菌に関する課題研究に取り組み、
啓発活動に努めています。特に2019年度には、内閣府(内閣官房)の担当者の方が
本校に視察に来たり、医学雑誌に取り上げられたりするなどしていました。
今年度の研究活動は、5月18日(木)に行われた酪農学園大学獣医学群
獣医学類 臼井 優先生の講義から本格的にスタートしました。
続いて、5月17日(水)~18日(木)に酪農学園大学獣医学群獣医学類
福田 昭先生のご指導のもと、実験・実習が行われました。
実験前に仮説を立て、ペットのフンや野菜、家庭のシンクや浴室など、
各自様々な場所から採取したサンプルに含まれる細菌が、薬剤耐性菌かどうか確かめる実験を行いました。
細菌を寒天培地で培養するという、普段の授業と全く異なる内容の実験なだけに、
みんな緊張しながらも、興味津々でした。
今後は実験結果を踏まえ、8月に酪農学園大学で行われる高校生研究発表企画である
サイエンスファームや10月に行われる北海道高文連理科専門部研究発表大会に向けて準備を進めていきます。