家畜保健衛生所の役割について特別授業で学ぶ。
Date:2025.03.17
2月25日(火) 北海道石狩家畜保健衛生所 大久保 春菜 先生をお招きして、
「家畜保健衛生所の責務と役割」について、特別授業をしていただきました。
食の安心・安全など家畜衛生分野で重責を担う獣医師の職域についてのお話に、
生徒達は、熱心に耳を傾けたり、積極的に質問したりするなど見識を深めることができました。
今年度も高病原性鳥インフルエンザが全国で散発し、エッグショックの危険性がありましたが、
現在は少し落ち着いています。
こうした家畜伝染病の防疫における最前線では、家畜保健衛生所の獣医師が従事しています。
また、3月4日(火)には、北海道空知家畜保健衛生所長 髙久 英徳 先生をお招きして
「獣医師から学ぶ感染症対策」として、感染症に関する学びを深めました。
「感染の三要素」をヒトならびに家畜それぞれ重要な点について理解を深めました。
その後、家畜保健衛生所の業務の一つである「病性鑑定」に関して、
稟告から各種検査を通してどのように診断するのか、実際の症例から考えました。
生徒たちは頭を抱えながらも、獣医師や医師の疑似体験ができたことで
「診断する」ことの難しさや面白さを学ぶことができたようです。