【日曜メッセージ】「命に通じる門と道」(入学記念礼拝)
Date:2025.04.20
イースターおめでとうございます。
今日は、人々の罪の許しと救いのために十字架でその命を投げ出してくださったイエス・キリストが、その3日後の日曜日に復活されたことを記念する日(イースター・復活祭)です。学校では今週の水曜日にそのことを記念しての礼拝を行います。今週の日曜メッセージは、1年生の入学をともに祝う礼拝として行われた「入学記念礼拝」からメッセージをお届けします。
「狭い門から入りなさい。~命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」
(マタイによる福音書7章13~14節)
入学と進級おめでとうございます。キリスト教主義学校である本校は神と向き合う礼拝と聖書を学ぶ時間があります。これは本校の特徴であると共に皆さんの特権でもあります。皆さんは本校の門から入り、新たな高校生活が始まりました。
酪農学園の正門は「狭き門」と名づけられました。「狭い門」から入って、「細い道」を歩いたのは主イエスが来られた十字架の道であります。その門と道は苦難を表していますが、「命」に通じる門と道であります。多くの人々は目の前のことしか考えていなくて、その門(出発)から入ってその道(過程)を歩こうとする人は少ないのであります。
「神を愛し、人を愛し、土を愛す」の「三愛主義」に基づく「建学精神」による教育が行われている本校の「狭き門」から入った皆さんです。これから歩く学びの道は狭くて大変なこともあるでしょう。しかし、「狭き門」から入って、歩くと「希望の塔」が見えるように、皆さんが歩く道は命に通じる希望への道であります。これからその道を一緒に歩きましょう。
キリスト教では、今週を『受難週』として、主イエスの十字架の受難と死を通してあらわされた神の愛を心に刻む週間であります。『受難週』が終わると主イエスの復活を記念し、新たな命と希望をあらわすイースター(復活祭)を迎えます。希望の中で歩き始めた皆さんに神の豊かな祝福を祈ります。
(酪農学園宗教主事 朴美愛)
2025.4.16学校礼拝メッセージより