【日曜メッセージ】「三愛を身にまといましょう」(開校記念礼拝)

Date:2025.05.11

5月7日(水)の学校礼拝は、開校記念礼拝でした。本日の「日曜メッセージ」は、江別市内の教会の牧師先生をお迎えした特別礼拝のメッセージからお届けいたします。

『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くしてあなたの神である主を愛しなさい。』

『隣人を自分のように愛しなさい。』   (マルコによる福音書12章30・31節)

 開校記念礼拝にお招きいただきありがとうございます。今日は学校の建学の精神である「三愛主義」を一緒に考えてみたいと思います。愛は人間から出るものではなく、神から注がれる愛を私たち人間が反射することなのです。神に向かって反射すると「神を愛し」となり、人に対して反射すると「人を愛し」となり、土に対して反射すると「土を愛す」となるのです。神の愛がなければ、愛することはできないのです。反射するための自分が歪んでいたり、曇っていたりすると、その愛は届けることができません。そのために次のことを心に留めたいのです。

1、「神を愛し」とは善き人になろうと努力すること。(酪農学園ホームページから)

(1)善き人を目指すことのおすすめ

 ①同質性: 善き機会に恵まれ、善き仲間に支えられることを大切にしましょう。

 ②違和感: 悪を異質と感じて、悪のにおいに敏感になることが必要です。

(2)善き人を目指す具体的方法。方向。

 善いものや美しいものに触れること。(神様、聖書、映画や書物、善の体験等)

2、「人を愛し」とは、互いの違いを受け入れて生かしあうこと。(酪農学園ホームページから)

(1)まずは自分自身を愛すことから。自分と周りの違いを受け入れて、自分を正しく愛すること。(自分への問いかけを大切にしましょう。)

(2)違いを受け入れるとは、全容認ではなく取捨選択してから。

(3)生かし合うとは、自他に気づきを与えること。

3、「土を愛す」とは大地を健康に育てること。(酪農学園ホームページから)

(1)神様が与えてくれたものを正しく健康に育てる意味。

土が豊かなら、そこに育つ作物も豊かになる。そして神様は土(大地)から人の形をつくられている。 土=からだに例えられる。

土でつくられている自分のからだを大切に育てるなら、大地も大切に管理することができて、そこに育つ作物(人生)の実りも大きい。

(2)土(自分のからだ)を愛する具体的方法

必要なものを充分に与える(睡眠、食事、運動等)。それらを可能な限り定時にとる。

 来るべき時のために、やっておくべきことを高校生のうちに知っていると、あなたの人生は神様によって豊かにされるのです。さあ、「三愛」を身にまといましょう。

(大麻福音キリスト教会牧師 立花 雅晴)