「勝利貫徹」～挑戦者としての心構えを持ち、甲子園を目指す～

2024年チームスローガン　『常信』～自分を信じ、仲間を信じ、甲子園へ
2024年挑戦目標　第106回全国高等学校野球選手権大会初出場（甲子園）
2024年達成目標　3季連続（春季・選手権・秋季）全道大会ベスト８以上

とわの森三愛の長い歴史の中で、全道大会には４回の出場のみ。2023年秋に初勝利をあげるものの今年も甲子園出場には届きませんでした。高校野球は厳しいものです。高校野球は「教育の一環」「人間教育」ここは土台になる部分です。負けから学ぶこともあるでしょう。でも「勝利」から得られる学びや感情も多くあります。誰もが目指す「甲子園」そこには何があるのでしょうか？私たちとわの森三愛高校野球部は「甲子園」「勝利」を目指して活動していきます。行った者だけがわかる「甲子園」。私たちは勝利することを徹底的に貫き甲子園に行きます。そして、その勝利の奥にある人として必要なこと、野球の素晴らしさ、感謝を学び、人として成長できるよう活動します。
◎「徹底」（約束・チームワーク）と「感性」（自由・創造・状況判断能力）
　約束を守ること、ルールを守ること。状況によって瞬時に決断すること。野球はチームスポーツです。そして、スポーツの中でも細かくルールが設定されています。私たちはいかなる時もそのルールを守り、野球を行わなければならないのです。
　高校野球は一発勝負。負けたら終わりの厳しい戦い。だから、チームとしていろいろな事を徹底していく必要があります。リードの仕方、打球判断の基準、サインプレー・・・etc。このような「ちょっとしたこと」で勝敗が決まります。しかし、徹底しすぎて失敗することもあります。相手チームの特徴、その日の天候、審判のストライクゾーンなど変化することも多く、その状況によって行動を変えていくことも大切。この両面を融合すればいかなる状況下でも対応できる素晴らしい選手とチームになるはずです。
「相手に点数を与えない負けない野球」（徹底）と「機動力を活かした攻撃的野球」（感性）を融合させた野球を目指します。
◎挨拶・返事・全力疾走「周囲から応援されるチームになる」
　学園内に入ってくる車への挨拶、散歩に来ている人への挨拶、指導者と話している人への挨拶。学校内にいる人や入ってくる人は必ず学校の関係者である。しっかりとかかとを合わせ、立ち止まり挨拶をします。このようなことが地域で評価され、それがのちに後押しとなり、応援となって返ってくるはずです。周囲から嫌われているより、応援されていたほうが、気持ちが入り、感性も豊かになります。高校野球は他の競技と違った目で見られます。特別な組織であることにプライドを持ち生活をしていきます。カバンには「ＴＯＷＡＮＯＭＯＲＩ」と書かれています。周囲に見られているという意識を常に持ち、応援されるチームを目指します。
◎習慣で野球が変わる「野球を通して社会で活躍するための習慣形成ができるチーム」
　高校生は野球をやっている時間より勉強している時間、食事をしている時間、寝ている時間の方が長いです。だから、野球だけちゃんとしようと思っていても、生活がだらしなければ、野球での活躍は期待できません。まずは基本的生活習慣を確立すること。「毎日の生活をしっかりすることがチーム目標達成への一番の近道」です。その生活の上で野球をしていけば、必ず向上の速度は上がっていくはずです。目標達成するための習慣形成を実践し、選手全員が社会で通用し、活躍する人間になることを目指します。